東京都中野区付近でタイル剥落防止ネットの設置を行いました

今回は東京都中野区でタイル剥落防止ネットの設置以来がございましたので施工させて頂きました。

建物は地上6階建て、タイル張りRCの外壁になっております。

国道沿いの為、人と車両の通行が非常に多くタイルが落ちてしまったら大惨事になってしまいます。

弊社は無足場工法（ロープアクセス）での工事を得意としております。

日当たりが良い立地の場所に建物があるので、紫外線などの影響によりタイルが浮いて将来的には

タイルが剥落が懸念されますので今回提案で無足場工法（ロープアクセス）での剥落防止ネットの設置を行いました。

タイルの構造

タイルの構造は、基本的には躯体コンクリート　→　左官モルタル　→　貼り付けモルタル　→　タイルの積層構成となっています。
古い建物などは、躯体コンクリートの精度があまり良くないものが多くて

それを補修するために上から左官モルタルを塗って平面のタイル下地を作っておりました。

近年の建物に使われる躯体コンクリートは技術と性能の進歩により、左官モルタルによる補修が少なくなってきました。

タイルが剥落してしまう主な原因として考えられている事
タイルやタイル下地は、湿度や温度の変化、天候によって膨張・収縮を行います。

タイルと下地はその度合いが異なるため、相対ひずみが発生し、環境変化に伴い素材が劣化していくことで

タイルの浮きや剥落の危険性が高くなると考えられております。
中性化することによって起こる
酸性雨や紫外線などが外壁に侵入してしまうと、化学反応が起こり中性化が始まる場合があります。
中性化してしまうと、タイルの強度が著しく下がってしまうので、タイルの浮き、剥落の原因となってしまいます。

ネット設置の紹介をいたします。

先ずはセットを支えるアンカーとワイヤーを設置します。

アンカーとワイヤーの設置が完了しました。

次にワイヤーにネットを固定します。

ネットを張るだけの作業ですがこれなら万が一タイルが剥がれてしまっても下に落ちることなくて安心です。

弊社では、タイルの打診調査、打診報告書作成も行っております。

１０年に一度の外壁点検調査も承っております。

無足場工法（ロープアクセス）なら調査を行い要望がありましたら

そのまま補修まで行うことが可能です。

お困りの事、ご相談承っております。